新型コロナウイルスの拡大により、飲食店は大変な被害を受けました。廃業したお店もありますが、その中で急速に発展し続けているのがフードデリバリー市場です。飲食店がデリバリーを開始することで、売上を何倍にも伸ばすことに成功した例もあります。デリバリー用バイクをレンタルするときの比較ポイントについて見ていきましょう。

デリバリー用バイクをレンタルする飲食店は増えている

日本の2015年の飲食デリバリー市場は約3,564億円でしたが、2018年には約4,084億円と前年比の5.9%増で2015年から約14.6%増加しています。2015年から急成長しているというわけです。

理由としては、インターネットの普及で、誰でもどこでもスマホなどで簡単に注文できるようになったことがあります。コロナによる外出規制も手伝って、デリバリーサービスが急激に受け入れられるようになったわけです。

これまでは出前を注文する場合、自宅にあるメニュー表から選んで注文し、配達にかかる時間も予想ができないものでした。しかし、最近はインターネットを使ってどのお店のメニューも閲覧でき、宅配までの時間も予測できるようになったことが利用のアップを促進しています。また、配達の状況もネットで確認でき、そのため安心して到着を待つことができることも拍車をかける要因となりました。

現在デリバリーサービスは、スマホの操作が得意な10代～30代の利用が中心ですが、高齢者のスマホ利用者も増えてきています。今後は、ますます幅広い年齢層にデリバリーサービスが浸透するようになるでしょう。大企業の外食産業を中心に自社独自のデリバリーサービスを提供するケースも増えてきました。そういった企業が統合型のデリバリーアプリにも参加し、業績を拡大している例もありますので、今後もデリバリーサービス市場はますます活況を呈してくることでしょう。

バイクの車種と料金

デリバリーバイクを選ぶ際、その目的は大変重要です。「お店に合ったバイクに改良して乗りたい」「デリバリーをするために商品をたくさん搭載できるバイクがほしい」などさまざまですね。目的によってどのバイクをレンタルするかの基準が変わります。

ここでは、デリバリーバイクの比較をしてみましょう。ヤマハの2ストから4ストまであるGEARギアは歴史が古いですが、ルーフキットが販売されているので、屋根付きのギアカスタムとすることもできます。荷台が広いので大型のリアボックスを載せることができるのです。安価で新車で約21万円、中古で約10万円～15万円程度となっています。

屋根が最初からあった方がいい場合は、ジャイロキャノピーがおすすめです。ホンダのジャイロキャノピーはワイパーのついたスクリーンとワンタッチのパーキングシステム搭載の、屋根付きのデリバリーバイクとなっています。しかし、車体のみでも定価57万円で、4ストの中古車両は35～45万円相場と少々高めです。

ジャイロXはかんたんにいえば、ルーフ無しジャイロキャノピーです。安定性抜群で搭載と走行性を重視した3輪のバイクで、デリバリーには最適でしょう。新車は36万円と比較的安く、中古となると15万円～25万円です。

ホンダのベンリィは荷台の幅は大きくジャイロシリーズと同じリアボックスを乗せることができる2輪のデリバリーバイとなっています。搭載力が自慢で、各種サービスの配達にも柔軟に対応でき、50cc・110ccの2つの排気量のモデルがあるのです。

カブは、伝統的な宅配バイクで、新聞配達や郵便屋配達でよく利用されています。しかし整備にやや手間がかかり、日頃からチェーン調整や空気圧を綿密に確認しておく必要があり、面倒なせいか最近はあまり見かけなくなりました。燃費はいいのですが、荷台には小さいボックスしか取り付けることができず、車両価格も高いので商用にはあまりおすすめできません。むしろ個人でカスタムして楽しむ方に向いていますね。

その他には燃費のいいスズキバーディー50や、ジャイロキャノピーミニカーやジャイロUPミニカーなどのミニカーがあります。宅配バイクの多くは125ccと同等の機能性があり、乗り心地のよい安定性のある車両が多いので、運転は楽しく快適なものとなるでしょう。

保険や補償内容

レンタルバイクは会社によって保証対応、加入保険の内容、オプションなどが異なります。保険に入っているにもかかわらず多額の請求が来てしまったり、返却時に貸し出し車両の修繕費などで高い請求額を払ったりすることのないようにチェックしておくことが必要です。価格の相場も把握しておきましょう。

保険は自動車やバイクを使用する際、加入が義務付けられている自賠責保険に入るのは当然で、自賠責保険ではカバーできない部分は任意保険に入っておくのです。しかし、任意保険に加入していても賠償額の設定が低くて補填できない場合もありますので、事前にしっかり確認しておきましょう。貸出車両が自損事故や盗難にあった場合は保険が適用されないので、保証される保険に入っておく必要があります。

デリバリーサービスを開始したことで、利益を何倍にも伸ばした飲食店があります。バイクはレンタル、購入、リースの3つの導入方法がありますが、レンタルであれば電話1本で、その日のうちに導入できます。保険やメンテナンス費用を含んで毎月定額で払うこともできますし、オプションを付ければさらにお店にマッチしたバイクの利用ができます。ぜひこの機会にデリバリーバイクの導入を検討してみてください。

【東京】おすすめのデリバリーバイクレンタルサービス

イメージ
会社名	ワンデリー	Hondaのお仕事用サブスク	テイトレンタルシステム（帝都産業株式会社）	ジャパンデリバリーサービス	レスコム	FPバイクレンタル
特徴	テイクアウトの注文が簡単にできるストア作成が可能	保険・メンテナンス込みで安心サポート	環境配慮型のバイクで環境負担の軽減を推進している	保険料や保守整備費はレンタル代に含まれているのでお得	必要なときに電話１本で車両が届く簡単納車システム	3ヶ月分を一括支払いで１か月目から付属品と納車料が無料
詳細リンク	詳しくはこちら	詳しくはこちら	詳しくはこちら	詳しくはこちら	詳しくはこちら	詳しくはこちら