デリバリーバイクスタッフは免許がないとできない?
近年はデリバリーの需要が増えており、バイクスタッフの求人募集も増加傾向にあります。そこで気になるのが、東京でデリバリーバイクスタッフに応募する場合、免許がないとできないのかという問題です。今回は、デリバリーバイクスタッフになりたい方に向けてのバイクスタッフ事情を解説します。
宅配デリバリースタッフは原付免許が必要
宅配デリバリースタッフになるためには、最低でも原付免許が必須です。調理スタッフやホールスタッフとして働く場合は必要ありませんが、デリバリースタッフは徒歩で配達するわけにはいきませんので、最低でも原付バイクが運転できないといけません。宅配時に使われるバイクは大抵原付バイクですので、バイクの免許はなくとも大丈夫ですが、原付免許と運転スキルが必須となることを頭に入れておきましょう。
また配達スタッフは配達のみを担当することもありますが、電話受付業務や調理業務も並行して行う職場が多いため、最低限の接客スキルや調理スキルも勉強する必要があります。「近くを回って配達するだけなら簡単」と思っていたら大変な目に遭いるため、しっかり勉強する気持ちで仕事に応募しましょう。
宅配デリバリースタッフはバイク免許以外にも、車免許があると優遇される職場もあります。車があれば大量配達もできる分時給もアップしますので、できるだけ給料のよい宅配スタッフをお探しの方は、バイク免許と合わせて車の免許を取得するのもおすすめです。まずは原付バイクスタッフとして働いた後、車の免許を取得して車の配達スタッフにレベルアップするデリバリースタッフもいます。普段あまり運転をしない方は宅配慣れするために、まずはバイクスタッフから始めるといいでしょう。
担当エリアの道は把握する必要がある
デリバリースタッフはお客様からの注文を受けたら、自分一人で指定の住所まで料理を届ける必要がありますが、担当エリアの道を把握しておかないと迷子になって仕事になりません。バイク用のカーナビが付いていないバイトも多く、お店を出る前に地図を確認してそのまま届ける必要があります。道に詳しくないとできない仕事ですので、バイクスタッフに応募する際には、周辺事情に詳しいエリアのお店を探しましょう。
バイクスタッフとして働くためには周辺の地理を把握するだけではなく、交通事情を把握する事も大切です。一方通行や行き止まりの場所をチェックするのはもちろん、二段階右折をするポイントがあるかどうかも把握しておかないと、バイト中に警察に掴まってしまう可能性もあるでしょう。社用車で警察の指導を受けるとそれこそ迷惑をかけてしまいるため、法廷遵守を忘れずに業務に当たってください。
デリバリーバイクは普通の原付バイクに比べて大きいので、止めておく場所も気をつけないと、他の車の邪魔になってしまう可能性があります。宅配場所によっては車がすぐ側を通るような道沿いに止めないといけない場所もあるため、宅配中に止めておいても迷惑にならないような停車場所を考えることも大切です。
配達住所から少し歩く場合でも、安全に止められる場所があればそちらに止めた方が無難です。デリバリーバイクは目に付きやすく、イタズラや盗難被害に遭うケースも少なくないため、面倒でもその都度鍵をかけるのを忘れないようにしましょう。宅配時に起こるトラブルを避けるためにも担当エリアは事前に歩いておくなどして、いろいろとチェックしておくことが大切です。
安全運転第一
デリバリーの仕事はお客様にスピーディーに品物を届けるというのはもちろんですが、事故を起こさないように安全運転第一で業務を行うことを忘れてはいけません。とにかく急いで届けたいからと危険な運転をしてしまうと大事ゆえにつながる可能性があります。万が一事ゆえに遭った際には自分だけではなく、お店にも迷惑がかかるということを忘れずに業務に臨みましょう。
もしも事故が起きた場合は保険が下りますが、自分の安全には変えられません。事故を起こしたスタッフは減給処分になるケースもあるため、事故を起こさないに越したことはないでしょう。大抵の職場で事前に研修が行われますので、気をつけないといけないポイントは先輩から教わります。
事故が多いポイントやトラブルが発生しやすいポイントを事前に教えてもらえる他、運転時に気をつけないといけないポイントも説明してもらえますので、疑問点がある場合は事前に聞いておきましょう。安全運転を忘れずに、責任持って仕事に臨むことを忘れてはいけません。
デリバリーバイクスタッフは慣れれば楽しい仕事ですが、いろいろと勉強することが多く、慣れるまでが大変です。ですが初めてのアルバイトでも取り組みやすい仕事ですので、原付免許を持っている方は検討してみてください。バイクスタッフとして仕事に臨む前には担当エリアの下調べをしっかりして、安全運転を心がけましょう。