個人配達員にはデリバリーバイクのレンタルがおすすめ!その理由とは
新型コロナウイルスの影響もあって自宅で食事をする方が増えており、デリバリーサービスの需要が拡大しています。それにともなって、配達員になることを検討しているものの、バイクを持っていないことで悩んでいる方も多いでしょう。そこで今回は、個人配達員でバイクレンタルできるのかを解説していきます。
配達バイクの貸与や支給がない場合もある
デリバリーの配達員には「アルバイト」と「業務委託(フリーランス)」という2種類の働き方があります。アルバイトは勤務先から直接雇用され、時給制で働くのが特徴です。一方、業務委託の場合、個人事業主となって働くため、時給制ではなく成果報酬となるのが特徴です。隙間時間にサッと働きたい、自分の好きな時間に好きなペースで働きたいといったように、自由度の高い働き方を求めるなら業務委託が適しているでしょう。ただし、アルバイトと業務委託では使用できる配達手段にも違いがあるため、今回は業務委託で使用できる配達方法を解説します。
業務委託が配達として使用できる車両は「自転車」「バイク(原付スクーター・51cc以下のバイクなど)」「軽貨物車」の3種類に分けられます。自転車は体力が必要で、軽貨物車は楽ですが駐車スペースの確保などが問題になって非効率になりがちです。そこで、配達車両として利用するなら、バイクがおすすめです。
しかし、個人契約の配達員の場合、バイクの貸与や支給がないケースが多く、その場合は自分で配達車両を手配しなければなりません。費用を抑えるなら自転車という選択肢もありますが、悪天候時や配達効率を考えると、バイクで配達したいものでしょう。とはいえ、配達バイクの支給や貸与がなければ、自分で何らかの配達車両を手配する必要があります。
個人配達員でもデリバリーバイクをレンタルできるサービスがある
配達員にとって、配達車両は業務効率に影響する重要なポイントです。都心などで配達することを考えるともっとも効率がよいと考えられるのはバイクですが、自分で購入するのは費用面がネックになる方も多いでしょう。
その場合、デリバリーバイクをレンタルするという選択肢がおすすめです。業務委託の配達員向けに原付やバイクのレンタルを行っているサービスがあり、月額料金は最低1万5千円ほどで借りられます。自分でバイクを購入するのはむずかしい、毎月2万円ほどなら払ってもよいという方にとっては、ぴったりのサービスといえるでしょう。
また、レンタルサービスなら月々の料金に自賠責保険や定期保険、修理費、代車手配、JAFロードサービスなども付帯しています。月々の料金に必要なサービスが含まれているので、気軽にサービスを利用できるのも魅力でしょう。
また、毎月数万円の出費がプラスになったとしても、バイクなら配達効率がよいので、得られる収益で充分支払える金額だといえます。バイクを購入するとなると少なくとも数万円~数十万円の費用がかかるので、初期費用がネックに感じている方は検討してみてはいかがでしょうか。
個人配達員がデリバリーバイクを利用するメリット
配達員がデリバリーバイクを利用する大きなメリットは、配達時間を短縮できることでしょう。たとえば、3km先に配達する場合、自転車は10分、バイクは5分が平均時間です。たった5分の差ですが、何件も配達をしていると数分の差が大きくなって結果的に稼げる金額にも差が生まれます。
また、デリバリーバイクなら同時配達できることもメリットです。配達ボックス付きのデリバリーバイクなら、バッグの容量が増えて複数件の荷物を同時に配達できます。報酬を増やすためには時間あたりの配達件数を増やすことが必須なので、配達効率を上げやすいことは魅力です。
さらに、デリバリーバイクは長時間配達しても疲れにくいのもメリットのひとつ。自転車は小回りが利きやすく都心の配達に向いていますが、長時間配達していると肉体的に疲れて、配達効率が低下してしまいます。一方、デリバリーバイクは運転するだけなので、終日配達しても自転車より疲労感が少ないでしょう。
なお、配達効率の高さから隙間時間にサクッと稼げることもあり、副業としても人気があります。本業の合間に簡単かつ疲れにくい副業がしたいという方にとって、デリバリーバイクを活用した配達員はぴったりの職種といえるでしょう。
まとめ
近年、デリバリーの需要が拡大している傾向にあり、配達員として働く方が増加しています。個人事業主として配達員になる場合、自転車やバイク、軽貨物車などは配達の選択肢となります。とくにバイクは配達に適しており、効率的かつ疲れずに配達できるのがメリットです。ただし、業務委託の場合、バイクの貸与や支給がない場合もあります。自分でバイクを手配するのがむずかしい場合、レンタルサービスを検討するのがおすすめです。月2万円以下からバイクをレンタルできるので、配達員として効率よく稼ぎたい方は検討してみるとよいでしょう。